Nakahara Architects & Engineers Associates
 
福祉施設

総合複合福祉施設 “はぷる”
Syntyesis Compound Welfare Institution“Hapuru”
 ◆設計概要:Project Data
 名称 総合複合福祉施設”はぷる”
 竣工年 2004年
 所在地 旭川市2条通11丁目
 構造・規模 RC造、地下1階、地上2階
 延床面積 8,518.2u
◆ この施設は、社会福祉法人楽生会が保育所、ディサービスセンター、ケアハウスの施設運営と(株)トーサポが高齢者向け優良賃貸住宅(1階部分はテナント施設)の施設運営をする総合福祉施設である。建物は、エキスパンションジョイントによって分離されているが、一体的なファサードデザインとして構成させた。楽生会側は、1階に保育所、2階から9階には1IDKタイプを主とした住居施設ケアハウスが展開されている。また、2階にはディサービスセンターを配置し、高層階からの連絡動線を配慮し、施設の利便性を図った。さらに、1,2階部分の施設内に吹抜け空間を取込み、保育所の子どもたちと施設内のお年寄りとの“ふれあい”が図れる空間演出も実現させた。
 設備的特徴は、バルコニー手摺り部分と屋上部分に、太陽光発電池パネルを設置し(施設内の消費電力の約10%を補う)、新エネルギーの活用も図り環境保全対策の貢献にもつとめた。
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