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このホールは、“町づくりに寄せる町民の情熱と期待をこの施 |
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設に集約させたい”との思いと“町民の手作りによる文化発祥の場でありたい”との願いを込めて造り上げたものである。
町の由来(:朝日町は上士別村より分村の際、母村の東、朝日の昇る側にある:)の“朝日の昇る”意味合いに共有するコンセプトを掲げ、設計競技最優秀案となった。
施設の主な機能は、ホール(固定席300席)、図書館、視聴覚室、研修施設、郷土資料展示いこいの広場等、動線の明確化を心掛けて展開した多目的施設である。屋外空間は、雄大な自然に溶け込む様、外壁には曲線を強調、また、植栽の中には、“森の妖精との出逢い”のシーンを演出する(妖精のライフサイクル:誕生・覚醒・飛翔・再生)4つのモニュメントを配し、「時と四季」の変貌をいつまでも感じ取れるような効果も狙ったものである。
当地は、多雪厳寒地であることから、外壁外断熱パネル(GRCパネル)打込み工法を採用し、断熱性能ポイントとなるパネルジョイント部、水平打継部、開口部等の断熱性能と納まりには十分に注意をはらった。
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